サーモンの栄養価
脂が多いから心配?オメガ3系脂肪酸が含まれています!
サーモンには脂がかなりあります。
その脂には「オメガ3系脂肪酸」という人間の体内では生成されない栄養素がたっぷり含まれてる。
「オメガ3系脂肪酸」といっても聞きなれないなもしれませんが、「DHA・EPA」という栄養素は耳にしたことがあるよな~。その「DHA・EPA」などを総称した成分が「オメガ3系脂肪酸」やで。
動脈硬化・血栓症の予防、血液サラサラ効果、また脳の情報伝達を発達させる効果など「オメガ3系脂肪酸」にはうれしいメリットがたくさんあるんや。
ただ料理方法には要注意。熱で酸化しやすい性質があるので、お刺身など生のままでお召し上がりや。さらに生のままだと、健康に良いとされる酵素もしっかり取り込めるので、二重に嬉しいな。生で食べられるサーモンといえば「アトランティックサーモン」や「トラウトサーモン」がメイン。その点もポイントにサーモンを選んでみてな。
アンチエイジングに効果抜群!アスタキサンチン
基礎化粧品やサプリなどに使われていることでおなじみの「アスタキサンチン」。シミやしわなどの肌トラブルに効果が期待される栄養素!!
さて「アスタキサンチン」は実はサーモンに不可欠な栄養素。元々、サーモンは川を遡上する習性を持っていますが、その際に大量の紫外線にさらされ、体内に活性酸素が発生する。その活性酸素を除去してくれるのが「アスタキサンチン」。サーモンは「アスタキサンチン」のおかげで元気に川を上れるんや。
人間も紫外線にさらされると、お肌のトラブルの原因の1つである活性酸素が発生する。そこで頼れるのが「アスタキサンチン」。紫外線が気になるこれからの季節、サーモンでおいしく「アスタキサンチン」を摂取し、健康なお肌づくりに取り組んでみてはどうやろか?
抗酸化作用のある栄養素がもう1つ入っています!その名はビタミンE
「アスタキサンチン」と同じく、抗酸化作用のある栄養素が「ビタミンE」。紫外線により発生する活性酸素を取り除く力があるので、肌トラブル防止に期待できる栄養素。なんとこの「ビタミンE」もサーモンに含まれてる。
特にアトランティックサーモンの含有量は100gあたり3.8gと、他のお魚と比較すると多く含まれています。≪さんま(生)1.7g、まあじ(生)0.6g、くろまぐろ(赤身、生)0.8g≫ *「日本食品標準成分表」2015年版<七訂>より。それぞれ100gあたりの含有量。
またアトランティックサーモン100g食べるだけで、厚生労働省が推奨する1日のビタミンE摂取量の半分を摂取することができます!*「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より。
みんな、サーモン最高やね!!